2026/04/02

失敗しない両家顔合わせの流れ 当日の準備とマナーとは

結婚が決まったあとに訪れる最初の大切な節目が両家顔合わせです。

どのような流れで進むのか

または、当日のマナーが分からず不安に感じる方も多いのではないでしょうか

 

顔合わせは単なる食事会ではなく両家の関係を築く大切な場です。

このコラムでは、基本から当日の流れ準備や注意点まで分かりやすく解説します

 

両家顔合わせの基本を理解しよう

顔合わせとは?その目的と意義

両家顔合わせとは結婚を控えたふたりの家族が一堂に会し

初めて正式に挨拶を交わす場のことです。

形式にとらわれすぎず和やかな雰囲気の中で

親睦を深めることが目的であり

今後の結婚準備や結婚後の関係を円滑に進めるための第一歩となります。

 

また両家の価値観や考え方を共有する場としての役割も持っています

結婚はふたりだけでなく家族同士のつながりでもあるため

お互いを知り信頼関係を築く大切な機会といえます。

 

顔合わせと結納の違い

顔合わせと結納はどちらも両家が結婚に向けて交流する場ですが、

その形式や目的には大きな違いがあります。

顔合わせは食事を中心にしたカジュアルな会で、

両家の親睦を深めることが主な目的です

 

一方で結納は伝統的な儀式であり、

結納品や結納金を取り交わすことで婚約の正式な成立を確認します

費用面では結納のほうが高額になる傾向があり、

進め方も仲人を立てたり進行手順が細かく決まっていたりと格式が重視されます。

 

現在では顔合わせを選ぶカップルが増えていますが、

両家の意向を尊重して選ぶことが大切です。

 

 両家顔合わせの当日の流れを知っておこう!

 ①待ち合わせ|直接入室せずにお店の外で待つ

顔合わせ当日は予約時間の少し前に到着し

お店の外で待ち合わせるのが基本です。

どちらかの家族だけが先に入室してしまうと

もう一方が気まずく感じてしまうため両家が揃ってから入るようにしましょう

 

集合時間は余裕を持って設定し遅れそうな場合は早めに連絡を入れる配慮も大切です。

当日は緊張しやすい場面だからこそ笑顔で挨拶を交わし

第一印象を大切にすることがその後の和やかな雰囲気づくりにつながります。

また天候や交通状況も考慮し無理のない移動計画を立てておくと安心です。

 

 ②入室・着席|手土産を渡すならこのタイミング

両家が揃ったら新郎側を先頭にして入室しスタッフの案内に従って着席します。

一般的には入口から遠い上座に親世代が座り

手前の下座に新郎新婦が座る配置が基本です

席順に迷った場合は無理に判断せずお店の方に確認すると安心です。

 

手土産は着席後すぐに渡すのではなく、

はじまりの挨拶が済んだタイミングで渡すのが丁寧です

紙袋から出して相手に正面を向けて差し出し

「ささやかなものですが」と一言添えると好印象です。

 

③はじまりの挨拶|新郎、または新郎の父親から

着席が整ったら、会のスタートとなるはじまりの挨拶を行います。

一般的には新郎本人もしくは新郎の父親が務めることが多く

両家を代表して場を和やかに導く大切な役割です。

 

内容は長く話す必要はなく、

「本日はお集まりいただきありがとうございます」といった感謝の言葉と

両家の親睦を深めたいという趣旨を簡潔に伝えるのがポイントです

 

緊張してもゆっくりと落ち着いて話すことで

安心感が生まれ、その後の会話も自然と弾みやすくなります。

事前に一言でも内容を考えておくと当日もスムーズに進行できます。

 

④両家の紹介|しおりなどがあるとスムーズ

はじまりの挨拶が終わったら両家それぞれの家族紹介へと進みます。

一般的には新郎側から順に父母兄弟姉妹のように

年長者から紹介していくと自然な流れになります

 

紹介は名前と続柄に加えて、

簡単な人柄やエピソードを添えると場が和み会話のきっかけにもつながります

人数が多い場合や緊張しやすい方はあらかじめしおりを用意しておくと安心です。

 

プロフィールや写真を載せたしおりなどを準備しておくと

紹介がスムーズになるだけでなく後から見返せる記念にもなります。

無理に完璧を目指さず温かい雰囲気を大切にしましょう。

 

 ⑤婚約記念品のお披露目・交換|省略する場合も

両家の紹介がひと通り終わった後は

婚約記念品のお披露目や交換を行うケースがあります。

婚約指輪や腕時計などはお互いの結婚の意思を形にした大切な証であり

この場で紹介することで両家に正式に報告する意味合いも持ちます

 

進め方としては新郎新婦がそれぞれの記念品を紹介し

簡単にエピソードを添えると温かな雰囲気になります。

ただし最近では食事や会話を重視してあえて省略するカップルも増えています

事前に両家の意向を確認し無理のない形で進めることが大切です。

 

⑥乾杯の挨拶|簡単な言葉で手短に済ませよう

婚約記念品のお披露目が終わったら食事に入る前に乾杯の挨拶を行います。

進行役は新郎または新郎の父親が務めることが多く

タイミングよく声をかけることが大切です。

 

挨拶は長くなりすぎないよう両家が集まったことへの感謝と

今後の関係への前向きな一言を添える程度で十分です。

最後に乾杯の発声を行い全員でグラスを合わせることで

場の空気が一気に和みその後の食事や会話もスムーズに進みやすくなります。

 

 ⑦食事・歓談|昔話などで両家の親睦を深めよう

乾杯が済んだらいよいよ食事と歓談の時間です。

この時間は両家の距離をぐっと縮める大切なひとときなので

肩ひじ張らずリラックスした雰囲気を意識しましょう。

会話は新郎新婦が中心となり幼少期の思い出や

家族のエピソードなど温かみのある話題を振ると自然と会話が広がります。

 

共通点や地元の話題も親しみやすくおすすめです

反対に仕事の深い話や踏み込みすぎた質問は避けるのが無難です

 

⑧結びの挨拶|おふたりから両親にお礼を伝える

食事と歓談がひと通り落ち着いたら結びの挨拶を行います。

この挨拶は顔合わせ全体を締めくくる大切な役割があり

おふたりから両親へ感謝の気持ちを丁寧に伝える場です

 

「本日はお集まりいただきありがとうございます」といった基本の言葉に加え

これから家族として歩んでいく決意や「今後ともよろしくお願いします」という

前向きな一言を添えると印象がより良くなります。

長く話す必要はなくシンプルで心のこもった言葉を選ぶことがポイントです

 

⑨写真撮影│両家そろった最初の記念の一枚を

結びの挨拶が終わった後は両家そろっての記念写真を撮影するのがおすすめです。

顔合わせの締めくくりとして自然な流れで行いやすく

和やかな雰囲気をそのまま残せます。

並び方は中央に新郎新婦その両側に

それぞれの両親が並ぶ形が一般的でバランスよくまとまります。

 

終了~解散:最後まで気を抜かないで

写真撮影が終わったらいよいよ解散となりますが

最後まで気を抜かず丁寧な対応を心がけましょう。

まずは「本日はありがとうございました」と改めて感謝の言葉を伝え

お店の外まで見送るのが基本です

 

どちらが先に帰るか迷った場合は遠方から来ている側や

年長者を優先するのが自然です。

別れ際は軽く一礼し笑顔で締めくくることで好印象を残せます。

また帰宅後には「本日はありがとうございましたと」一言連絡を入れるとより丁寧です

 

会話:場を和ませる会話のポイントとNG例

顔合わせの場では会話が雰囲気を大きく左右します。

緊張しがちな場面だからこそお互いが話しやすい空気をつくることが大切です。

 

出身地や趣味仕事の話など明るく、

広がりやすい話題を選ぶと自然に会話が弾みます

相手の話にしっかり耳を傾け笑顔で

相づちを打つことも好印象につながります。

 

一方で過去の恋愛や収入家庭事情など

踏み込みすぎた話題は避けるのが基本です

会話のひとつひとつがこれからの関係づくりにつながるため

思いやりを持ったやりとりを意識しましょう。

 

 日程・会場選び、服装や費用は? 両家顔合わせまでの準備

参加者・日程

両家顔合わせの参加者は基本的に新郎新婦と両親が中心ですが

兄弟姉妹を招くかどうかは事前に両家で相談して決めましょう。

人数や顔ぶれによって会場の雰囲気や進行もしやすくなります。

 

日程調整は新郎新婦が主体となり両家の都合を

丁寧にすり合わせることが大切です

特に遠方からの移動がある場合は余裕を持った日程を意識しましょう。

 

お日柄や時間帯も含めて

無理のないスケジュールを組むことで当日を安心して迎えられます。

 

 場所、会場

両家顔合わせの会場はアクセスの良さと

落ち着いた雰囲気を重視して選びましょう。

遠方から来る家族がいる場合は、

駅から近い場所や送迎の有無を確認しておくと安心です

 

またゆっくり会話ができるように個室のあるレストランや

料亭が人気で周囲の目を気にせず過ごせます。

和食やフレンチなど料理のジャンルは

両家の好みや年齢層に合わせて選ぶことも大切です

 

事前に下見をして店内の清潔感や

接客の丁寧さもチェックしておくと当日も安心して迎えられます。

 

服装

両家顔合わせの服装は全体の印象を左右する大切なポイントです。

特に意識したいのは両家で服装の格を揃えることです

どちらかだけがカジュアルすぎたり、フォーマルすぎたりすると

違和感が生まれてしまうため、

事前に新郎新婦同士でしっかりすり合わせておきましょう。

 

一般的には男性はスーツ女性はワンピースやきれいめのセットアップが安心です。

会場が料亭など格式高い場所であれば、ややフォーマル寄りに

レストランであれば上品なセミフォーマルを意識すると自然にまとまります。

 

手土産

両家顔合わせの手土産は感謝の気持ちを伝える大切なアイテムです。

相場は3,000円から5,000円程度が一般的で

高すぎず気を遣わせない価格帯を選びましょう

内容は日持ちするお菓子や地元の名産品などが喜ばれやすく

見た目に上品さがあるものがおすすめです。

 

のしは外のしで名入れをし、紙袋から出して渡すのがマナーです。

タイミングは入室後の挨拶が落ち着いた頃が自然で

一言添えて丁寧に手渡すことで好印象につながります。

 

費用について

両家顔合わせの費用は会場や料理の内容によって異なりますが

一人あたり5,000円から10,000円前後が目安とされています

支払い方法は主に新郎新婦がまとめて支払うケースと

両家で折半するケースがあり、事前に話し合っておくことが大切です

 

どちらか一方に負担が偏らないよう配慮しつつ

遠方から来てもらう場合は交通費や宿泊費の負担も含めて考えると安心です。

お金の話は切り出しにくいものですが

後のトラブルを防ぐためにも早めに共有しておきましょう。

 

緊急時対応:キャンセルや遅刻への対処法

両家顔合わせは事前にしっかり準備していても

体調不良や交通トラブルなど予期せぬ事態が起こることがあります。

万が一遅刻やキャンセルが必要になった場合は

できるだけ早く相手側と会場へ連絡を入れることが何より大切です

 

連絡の際は理由と到着予定時刻を

簡潔に伝え誠意ある対応を心がけましょう

また当日の連絡先を事前に共有しておくといざという時も安心です。

急な変更にも落ち着いて対応することで

お互いの信頼関係を守ることにつながります。

 

両家顔合わせの際に気を付けたいマナーや注意点

席次のマナーに注意

両家顔合わせでは席順にも基本的なマナーがあります。

上座は出入口から最も遠い席とされ

そこに目上の方が座るのが一般的です

新郎新婦は中央に座り両家の親がその隣に並ぶ配置がよく選ばれます

 

事前にどちらが上座になるかを確認し

双方で認識をそろえておくと当日もスムーズです。

また和室と洋室では席の配置が異なるため

会場の形式に合わせて考えることも大切です。

 

会話の中で避けたい話題

顔合わせの場ではどの話題を選ぶかが場の雰囲気を大きく左右します。

特に政治や宗教、お金に関する話題は価値観の違いが表れやすく

意見の対立や気まずさにつながるため避けるのが無難です。

また収入や貯蓄、結婚費用の負担割合など踏み込みすぎた話も控えましょう。

 

料理のオーダーは事前にしておく

顔合わせ当日は挨拶や会話に集中するためにも

料理は事前にオーダーしておくのがおすすめです。

当日にメニューを選ぶ時間があると進行が止まりやすく緊張感も高まりがちです。

あらかじめコース料理を予約しておけば

提供のタイミングもスムーズで自然な流れの中で歓談を楽しめます。

 

またアレルギーや苦手な食材がある場合も

事前にお店へ伝えておくことで安心して食事ができます。

両家にとって心地よい時間にするためにも

事前準備のひとつとしてしっかり整えておきましょう。

 

結納や結納金についての確認

顔合わせの前に結納を行うかどうかや結納金の扱いについては

必ず事前に両家で確認しておきましょう。

地域や家庭によって考え方が異なるため認識のずれがあると

当日に戸惑いや気まずさが生まれる原因になります

 

結納を行わない場合でもその代わりに食事会を重視するのか

記念品の交換をするのかなど方向性を共有しておくことが大切です。

また結納金についても金額や渡し方の有無を

あらかじめ話し合っておくことで安心して当日を迎えられます。

 

お互いの価値観を尊重しながら

丁寧にすり合わせておくことが円滑な顔合わせにつながります。

 

♦コラム:両家 顔合わせ 服装

両家顔合わせの服装で失敗しない立場別の選び方

 

♦コラム:両家 顔合わせ 手土産

失敗しない結婚挨拶の手土産完全ガイド

 

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FAQ

Q両家顔合わせの所要時間はどれくらい?

A.両家顔合わせの所要時間は

一般的に2時間から3時間程度が目安とされています

ただし結納を兼ねる場合や記念品の交換や

写真撮影に時間をかける場合は3時間以上になることもあります。

 

反対にシンプルな食事会のみであれば1時間30分ほどで終えるケースもあります。

事前に進行内容を決めておくことで当日の時間配分に余裕が生まれ安心です。

 

Q兄弟姉妹は招待した方がいい?

 A.両家顔合わせに兄弟姉妹を招待するかは

明確な決まりはなく家族の考え方や関係性によって判断して問題ありません

参加してもらうことで家族同士の距離が縮まり

今後の付き合いがスムーズになるというメリットがあります。

 

一方で人数が増えることで費用負担や

会話のまとまりにくさが気になる場合もあります。

全員が心地よく過ごせる形を優先しましょう。

 

 Q.しおりは必ず作ったほうがいい?

A.しおりは必ずしも用意しなければならないものではありませんが、

あると当日の進行や会話がぐっとスムーズになります

両家の紹介や当日の流れ、プロフィールなどをまとめておくことで

初対面でも話題に困りにくく、場の雰囲気づくりに役立つのが大きなメリットです。

 

ただし準備の負担が気になる場合は無理に作る必要はありません。

簡単なメモや口頭での紹介でも十分に対応できます

必要な情報だけをまとめたシンプルな紙を用意するだけでも安心感につながります。

 

まとめ

両家顔合わせは事前準備から当日の流れマナーまでを

しっかり押さえておくことで安心して迎えられる大切な場です。

本コラムでご紹介したポイントを振り返りながら

自分たちに合った形をイメージしておくことが成功のカギになります!

 

すべてを完璧にこなそうとするのではなく

両家が心地よく過ごせることを第一に考えることが何より大切です。

それでは、みなさんが素敵な日を迎えられることを願っております。

 

監修者プロフィール

T・N

幸せを届けたい応援隊

記念日は「あれは、これはどうしよう…」と悩みが尽きませんよね。

このコラムで、お役に立てる情報を発信し、みなさんに届けられたらと思います!
みなさんにとっての大切な日が笑顔であふれることを願っています。