結婚式の装花の全て 費用からコツまで解説
結婚式の印象を決める大切な要素のひとつが「装花」です。
メインテーブルを華やかに彩る花々や、ゲストを迎えるエントランスの装花まで、
花の選び方や配置で会場の雰囲気は大きく変わります。
とはいえ、「装花ってどこにどれくらい必要?」「費用の内訳は?」
「限られた予算でおしゃれに見せるには?」と疑問を持つカップルも少なくありません。
そこで、装花の基本から費用相場、節約術、さらにプロが実践する“高見え”テクニックまで徹底解説。
自分たちらしい結婚式を叶えるために、知っておきたい装花のすべてを紹介します。
結婚式の装花とは?
結婚式の装花とは、会場を花で彩り、
特別な一日をより華やかに演出するための装飾のことです。
単に見た目を美しくするだけでなく、
会場全体の雰囲気やテーマを表現する重要な役割を担っています。
たとえば、白やグリーンを基調とした装花は上品で清楚な印象を、
カラフルな花々は明るく楽しい雰囲気を演出します。
また、花には「愛」「感謝」「祝福」などの花言葉があり、
ゲストへの想いをさりげなく伝えることもできます。
装花の意味や役割を理解しておくことで、自分たちらしい世界観を表現し、
記憶に残る空間づくりが叶います。
装花は会場の雰囲気作りのカギ
結婚式の装花は、会場全体の雰囲気を決定づける重要な要素です。
花の色合いや種類、ボリューム、配置によって空間の印象は大きく変わります。
たとえば、淡いピンクやホワイトを中心にすれば柔らかくロマンチックな雰囲気に、
グリーンを多めに取り入れればナチュラルで爽やかな印象に仕上がります。
ゲストが最初に感じる「会場の空気感」を作るのは、まさに装花の力です。
また、写真映えや記憶に残る演出にもつながるため、
装花は単なる飾りではなく“結婚式の世界観を表現する主役級の存在”といえます。
自分たちらしいテーマに沿った花選びで、特別な一日をより印象的に彩りましょう。
打ち合わせは専属のフローリストと
理想の装花を実現するためには、専属のフローリストとの打ち合わせが欠かせません。
花の種類や色合い、ボリュームのバランスなど、写真や言葉だけでは伝わりにくいニュアンスも、
プロの目線から的確に形にしてもらえます。
会場の広さや照明、テーブルクロスの色など、
トータルコーディネートを意識した提案を受けられるのも、
専属フローリストと打ち合わせを重ねる大きなメリットです。
自分の「好き」をしっかり伝えることはもちろん、
プロの意見を取り入れて柔軟に調整することで、より完成度の高い空間演出が叶います。
納得のいく装花に仕上げるためにも、
早めの準備と丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
【場所別】装花の種類
挙式会場の装花
挙式会場の装花は、新郎新婦が永遠の誓いを交わす
大切な瞬間をより神聖で感動的に演出します。
祭壇には白や淡い色の花を中心に、厳かな雰囲気を引き立てる配置が人気です。
ゲストの視線が自然と二人へ向かうよう、
バージンロードに沿ってチェアフラワーを並べたり、
足元に花びらを敷き詰める演出もおすすめです。
チャペルの光を受けて花々がやわらかく輝くように計算された装花は、
写真映えにもつながります。
花の種類や高さのバランスを意識しながら、
全体の統一感を持たせることで、
挙式の神聖さと美しさをより印象的に残すことができます。
披露宴会場の装花
披露宴会場の装花は、ゲストと過ごす時間をより華やかに彩り、
感謝の気持ちを伝える大切な要素です。
テーブルを囲む花々には、新郎新婦のセンスやおもてなしの心が映し出されます。
たとえばメインテーブルには存在感のある花をボリュームたっぷりに飾り、
ゲストテーブルは会話の邪魔にならない高さにまとめるのがポイントです。
色味は料理やテーブルクロスとの相性を意識し、
テーマカラーで統一すると上品でまとまりのある印象に。
季節の花を取り入れると、会場全体に自然な温かみが生まれます。
披露宴の装花は、写真や映像にもたくさん残るため、
華やかさと心地よさのバランスを大切に選びましょう。
会場のその他のスペースの装花
披露宴や挙式会場だけでなく、受付やエントランス、
フォトブースなどの空間にも装花を取り入れることで、
会場全体に統一感と華やかさを演出できます。
たとえば受付には、ゲストを最初に迎える場所として
新郎新婦らしい世界観を感じさせる花を。
フォトブースには写真映えするボリューム感のあるアレンジを取り入れると、
ゲストが思わず写真を撮りたくなる空間に仕上がります。
エントランスには季節の花やグリーンを使い、
これから始まる特別な1日への期待感を高めるのも素敵です。
すべての装花をテーマカラーで統一すれば、
どこを切り取っても絵になる空間が完成します。
細部までこだわることで、
ゲストの記憶に残る上質なウェディングを叶えられます。
結婚式全体でかかる装花の費用相場はどのくらい?
結婚式の装花にかかる費用は、
全体でおよそ15万円から20万円が目安といわれています。
挙式会場や披露宴会場、エントランスや受付など、
装花を施す場所が多いほど費用は上がりますが、
まずは全体の予算を把握しておくことが大切です。
装花は見た目の華やかさだけでなく、写真や映像にもしっかり残るため、
後から振り返るとその価値を実感する部分でもあります。
無理のない費用計画を立てるためには、
どこに重点を置きたいかを明確にし、
優先順位をつけて調整するのがポイントです。
フローリストと相談しながら、自分たちらしい世界観を保ちつつ、
予算内で満足できる装花を叶えましょう。
挙式会場の装花にはいくらかかる?
祭壇装花│約2万円~5万円
挙式の中でも最も視線を集める祭壇装花は、
セレモニー全体の印象を決める大切なポイントです。
費用の目安は約2万円から5万円ほどで、
ボリュームや花材の種類によって大きく変わります。
白やグリーンを中心にまとめると、清らかで神聖な雰囲気に。
バラやユリなど存在感のある花を使うと、
写真映えする華やかな祭壇に仕上がります。
高さのある花器を組み合わせたり、
足元にグリーンを流すように配置したりすると、
奥行きと動きが生まれより印象的に。
会場の壁やバージンロードとのバランスを意識しながら、
花の配置を左右対称に整えることで、全体が美しくまとまります。
祭壇装花は、ふたりの誓いの瞬間を彩る“舞台装置”として欠かせない存在です。
チェアフラワー│1脚あたり約500円~2,000円
チェアフラワーは、バージンロードを挟むように並ぶ椅子に飾る小さな装花で、
挙式全体の統一感を演出する大切なアイテムです。
1脚あたり約500円から2,000円ほどと比較的手頃なため、
工夫次第でコストを抑えながら華やかさをプラスできます。
すべての椅子に装花をつけず、列の端やゲストの通る通路側だけに飾ると、
すっきり見せつつも写真映えする空間に。
リボンやチュールと組み合わせることで、少ない花でも存在感を出せます。
祭壇やバージンロード装花と色味をそろえると、
挙式会場全体に統一感が生まれ、ナチュラルで上品な雰囲気に仕上がります。
特にグリーンを多めに取り入れると、軽やかで今らしい印象になります。
フラワーシャワー│1人あたり約300円
フラワーシャワーは、新郎新婦の退場シーンを華やかに彩る人気の演出です。
ゲストが手に持った花びらを祝福の気持ちを込めてまくことで、
笑顔と感動に包まれた印象的な瞬間が生まれます。
用意する花びらは生花だけでなく、
ドライフラワーや造花、紙製のペタルなど種類もさまざま。
費用は1人あたり約300円が目安で、
人数分を用意すると全体のコストも把握しやすくなります。
ナチュラルな雰囲気を演出したい場合は、季節の花を使ったドライフラワーが人気。
色味を会場装花やブーケと合わせることで統一感が出て、
写真や動画にも美しく映えます。
フラワーシャワーは、
ふたりの門出を象徴する幸せなワンシーンをより特別にしてくれます。
披露宴会場の装花の費用相場はいくら?
メインテーブル・高砂装花│約5万円~10万円
披露宴で最も注目を集めるのが、新郎新婦が座るメインテーブル(高砂)の装花です。
費用の目安は約5万円から10万円ほどで、ゲストからよく見える位置にあるため、
全体の印象を左右する大切なポイントになります。
ボリュームのある花を低めに広がるように配置すると、
写真映えしつつ自然な華やかさを演出できます。
また、ドレスや会場装飾のテーマカラーに合わせて花の色味を統一すると、
一体感のある上品な雰囲気に。
アクセントとしてグリーンを加えたり、
キャンドルや布を組み合わせたりすることで、
同じ予算内でもぐっと高見えします。
新郎新婦を最も美しく引き立てる空間を意識して
デザインするのがポイントです。
ゲストテーブル装花│1卓あたり約3,000円~1万円
ゲスト一人ひとりが心地よく過ごせる空間づくりに欠かせないのが
ゲストテーブルの装花です。
費用は1卓あたり約3,000円から1万円ほどが目安で、
人数や会場の広さに合わせてボリュームを調整できます。
華やかに見せたい場合は中心に高さのある花器を使い、
視線を集めるデザインに。
反対に会話を楽しみやすい雰囲気を重視するなら、
低めにまとめたアレンジがおすすめです。
季節の花やテーマカラーを取り入れると全体の統一感も生まれ、
写真映えもアップします。
ナチュラルなグリーンや小物を合わせて、
自分らしい温かみのあるテーブルコーディネートに仕上げましょう。
ウェディングケーキ装花│約5,000円~2万円
ウェディングケーキの装花は、披露宴の写真映えを大きく左右する重要なポイントです。
費用の目安は約5,000円から2万円ほどで、
ケーキのサイズや段数、デザインに合わせて花の量を調整します。
ケーキ装花は、メインテーブルやゲストテーブルの花と色味や雰囲気をそろえることで、
会場全体に統一感が生まれます。
白を基調にグリーンを添えるとナチュラルで上品な印象に、
カラフルな花を散らせば華やかで写真映えする仕上がりに。
特にカメラに映ることが多いケーキカットのシーンでは、
装花がアクセントとなり、新郎新婦の幸せな笑顔をより引き立てます。
エントランス装花│約2万円~4万円
エントランス装花は、結婚式で最初にゲストを迎える
“おもてなしの顔”ともいえる重要なポイントです。
費用の目安は約2万円から4万円ほどで、
会場の入り口や受付周りに設けることが多いです。
ゲストが足を踏み入れた瞬間に「素敵な式場だな」と感じてもらえるよう、
季節の花やテーマカラーを意識してコーディネートしましょう。
たとえば春ならチューリップやスイートピーで柔らかく可憐に、
秋ならダリアやユーカリで落ち着いた印象に。
ボリュームを出したり香りの良い花を選んだりすることで、
フォトスポットとしても映える空間になります。
披露宴会場へ続く導線として全体の雰囲気をつなぐ役割もあるため、
他の装花とのバランスを考えて依頼するのがおすすめです。
演出に使うアイテムを飾る装花│約2,000円~2万円
キャンドルやウェルカムスペースなどの演出アイテムに装花を添えることで、
空間全体がぐっと華やぎます。
費用の目安は約2,000円から2万円ほどで、
飾る場所やアイテムの大きさによって調整が可能です。
たとえばキャンドルの周りに小花を散らすと、
灯りが花びらを優しく照らして幻想的な雰囲気に。
ウェルカムスペースでは、写真立てやサインボードのまわりに
季節の花を添えるとゲストを温かく迎える印象になります。
さらに、フォトブースにグリーンを絡めたリースや
花ガーランドを飾ると写真映えも抜群です。
高価な装花を使わなくても、
小さな工夫で思い出に残る演出を叶えられるのが魅力です。
全体のテーマカラーを意識し、他の装花とトーンをそろえることで、
統一感のある空間に仕上がります。
結婚式のブーケの相場は約3万円~5万円
ブーケは花嫁の印象を大きく左右する、
装花の中でも特に重要なアイテムです。
ドレスや会場の雰囲気に合わせて選ぶことで、
統一感が生まれ全体の完成度がぐっと高まります。
相場は約3万円から5万円が目安で、使用する花の種類やボリューム、
デザインによって価格が変わります。
生花を使ったラウンドブーケやクラッチブーケが定番ですが、
近年はドライフラワーやプリザーブドフラワーも人気。
披露宴の装花全体の費用から見てもブーケは主役級の存在であり、
写真や映像にも残るため、納得のいくデザインを選ぶことが大切です。
新婦自身の個性やテーマを反映させることで、
特別な一日をより印象的に彩ることができます。
費用を抑えつつ華やかに見せるアイデアをご紹介
花器を工夫しておしゃれにボリュームアップ
装花の印象は花そのものだけでなく、
花器のデザインや配置によっても大きく変わります。
たとえば、背の高い花器を使えば縦のラインが強調され、
空間を華やかに見せることができますし、
低めの器を複数並べれば奥行きが生まれ、
テーブル全体が豊かに感じられます。
ガラスやゴールドなど素材を変えるだけでも、
ナチュラルからモダンまで雰囲気を自在に演出可能です。
さらに花器の口を狭くして少ない花を立体的に活けると、
ボリュームを出しながら費用も抑えられるのがポイント。
限られた予算でもおしゃれに見せたい花嫁におすすめのテクニックです。
花びらをまいて華やかさを演出
フラワーシャワーのように花びらを軽く広げて置くだけでも、
会場全体がふんわりと華やぎ写真映えもぐっと良くなります。
テーブルや受付の小物のそばに散らすと少ない花でも
存在感が生まれ特別感のある空間に仕上がります。
色を一色に統一すると上品にまとまり、何色かを混ぜれば華やかさが強くなります。
生花だけでなくドライの花びらを使えば費用を抑えながら可愛さを演出できるので、
予算と雰囲気のどちらも大切にしたい花嫁にぴったりの工夫です。
鏡やキャンドルなどのアイテムをプラス
鏡やキャンドルを組み合わせると花だけでは出せない奥行きと高級感が生まれます。
小さなミラーをテーブルに敷くと反射によって花がふわっと広がったように見え、
少ないボリュームでも豊かな印象になります。
キャンドルは温かな光が花の色をやさしく引き立てて写真にも美しく残ります。
灯りの高さを変えたりガラス素材を取り入れると上質で落ち着いた雰囲気になり
予算を抑えつつ洗練された空間に仕上がります。
装花の決め方と当日までの流れ
【会場決定後】好きな装花のイメージを探しておく
会場が決まったらまず自分の好きな装花の雰囲気を集めておくと
後の打ち合わせが驚くほどスムーズになります。
PinterestやSNSには実例が豊富にあり色や質感の組み合わせも
直感的に探しやすいので気に入った画像を保存していくのがおすすめです。
たくさん集める必要はなく数枚でも好みの方向性が見えてきます。
全体のトーンや使いたい花の大まかなイメージをまとめておけば
フローリストにも明確に伝わり仕上がりの満足度がぐっと高まります。
【3~4ヶ月前】フローリストを決定する
フローリストを選ぶ3から4ヶ月前は装花の方向性を形にしていく大事な時期です。
相性の良さを見極めるには、こちらの好みを丁寧に聞き取り
提案の理由を分かりやすく説明してくれるかを確認すると安心です。
また予算に合わせて代替案を示してくれたり、
会場ごとの見え方を踏まえた提案ができるかも大きな判断材料になります。
過去の実例を見せてもらいイメージの近さを比べながら信頼して相談できる相手を
選ぶことでその後の打ち合わせがスムーズになり理想の世界観にぐっと近づきます。
【2~3ヶ月前】打ち合わせスタート
二から三ヶ月前の打ち合わせでは会場の雰囲気やドレスとの相性を踏まえて
テーマや色味の方向性を具体的に固めていきます。
好みをそのまま伝えるだけでなく、どんな空気感にしたいかを言葉で整理しておくと
フローリストの提案がより精度の高いものになります。
また主役にしたい色を一つ決めて、そこに合わせる差し色を相談すると
全体がまとまりやすく、当日の写真にも統一感が生まれます。
さらに装花を置く位置ごとの見え方やゲストの目線も確認しながら
華やかにしたい場所と控えめにしたい場所を一緒に検討しておくと
無駄のない洗練された構成になります。
【結婚式当日】装花の完成
結婚式当日はついに装花が会場を彩る瞬間です。
完成した装花は写真映えも大切なので自然光の入り方や
カメラアングルを意識して全体をチェックしましょう。
花の向きやバランスが理想通りか、
色味が会場やドレスに映えているかも確認ポイントです。
細かな花びらの乱れや葉の位置も整えておくと写真や動画に美しく写ります。
フローリストと一緒に最終チェックを行いながら、
ゲストの目線に立った見え方も意識すると
当日の撮影やムービーにも華やかさが加わり思い出に残る空間になります。
完成した瞬間の喜びを感じながら、最高の一日を迎えましょう。
「しょぼい」と思われない上手な節約法は?
装花にかける費用は限られていても工夫次第で華やかさを出すことは十分可能です。
まずは季節の花やグリーンを中心に選ぶことで
コストを抑えつつ自然なボリューム感を演出できます。
造花やドライフラワーをアクセントに加えると長持ちする上に高見え効果も期待できます。
また花器やキャンドル、鏡を組み合わせて空間に立体感や光の反射をプラスすると、
少ない花でも豪華に見せることができます。
ゲストの目線を意識した配置や色のバランスを整えることで
「しょぼい」と思われず満足感のある仕上がりになります。
ちょっとした工夫で予算内でも十分華やかな結婚式を実現できるのです。
上手にイメージを伝えて理想の装花をかたちにしよう
結婚式の装花を理想通りに仕上げるには自分のイメージを
フローリストに正確に伝えることが大切です。
具体的には色合いや雰囲気、花の種類、全体のボリューム感を言葉や写真、
参考画像で共有することで認識のズレを減らせます。
どんな雰囲気にしたいかを言語化するとフローリストも提案しやすくなり、
想像以上に満足度の高い装花に仕上がります。
また打ち合わせでは質問や希望を遠慮せず伝えることで、
当日の完成度がぐっと上がります。
自分らしさを大切にしながらイメージをしっかり共有することが、
理想の装花をかたちにするポイントです。
結婚式の装花を選ぶときに気を付けたいポイント
会場の雰囲気にあわせたり色合いを統一したりする
結婚式の装花は会場全体の雰囲気に合わせて選ぶと、
統一感が生まれて写真映えもぐっとよくなります。
天井や壁の色、テーブルクロスの色に合わせて
花のトーンを揃えるだけで空間が自然に調和します。
たとえばナチュラルな木目の会場には淡いグリーンやベージュ系の花を、
モダンな白壁の会場には明るく華やかな色合いを取り入れるとメリハリが出ます。
メインテーブルやゲストテーブル、ブーケまで
全体のカラーを意識することで装花に統一感が生まれ、
会場全体が柔らかく上品にまとまります。
フローリストと相談して装花のトーンを揃えるのがポイントです。
花言葉を事前に調べておく
結婚式の装花を選ぶときは見た目の美しさだけでなく
花言葉にも注目するとより思いが伝わる演出になります。
たとえば愛や感謝、幸福を象徴する花をブーケやテーブル装花に取り入れると
ゲストにもメッセージが伝わります。
事前に花言葉を調べて自分たちの結婚式のテーマや想いに合った花を選ぶことが大切です。
色や形だけでなく意味も考慮することで花の存在感が増し、写真にも深みが出ます。
フローリストに相談して花言葉の意味を添えた提案をもらうのもおすすめです。
強すぎる香りの花は避ける
結婚式の装花を選ぶときは香りにも配慮することが大切です。
強い香りの花は見た目が素敵でも、会場内で長時間過ごす
ゲストにとっては不快に感じることがあります。
特にアレルギーがある方や香りに敏感な方がいる場合は注意が必要です。
バラやユリなど香りが強い花は少量にとどめ、ラナンキュラスやガーベラなど
比較的香りの穏やかな花を中心に組み合わせると快適な空間を保てます。
装花全体のバランスを考えながら香りを調整することで、
見た目も美しくゲストに優しい結婚式にすることができます。
装花に使いたい季節別おすすめ花材をご紹介
春は明るくかわいい花で多幸感を演出
春の結婚式は明るくかわいい花を取り入れることで
多幸感あふれる雰囲気を演出できます。
たとえばピンクやパステルイエローのチューリップや
スイートピーは春らしい柔らかさがあり、会場全体を華やかに彩ります。
淡い色合いのラナンキュラスやデイジーを組み合わせると可憐で軽やかな印象になり、
ゲストにも親しみやすい空間を提供できます。
また春婚ならではのフレッシュなグリーンをアクセントに加えると
色にメリハリが生まれ、花の可愛らしさがより際立ちます。
全体のトーンを統一しつつ少し遊び心のあるアレンジを加えることで、
写真映えも抜群の装花になります。
鮮やかでエネルギッシュなカラーや個性的な形の花は夏らしさ満点
夏の結婚式では鮮やかでエネルギッシュなカラーや個性的な形の花を取り入れると、
会場全体が夏らしいトロピカルな雰囲気に包まれます。
たとえばヒマワリやアンスリウム、
バラのビビッドカラーを組み合わせると元気で華やかな印象に。
葉ものやパームリーフをアクセントに加えると南国のリゾート感が演出でき、
ゲストも自然と笑顔になります。
高砂やゲストテーブルには大胆な色の花をポイントで置き、
全体のバランスを見ながら少しずつ配置することで写真映えも抜群になります。
夏婚ならではの明るさと個性を活かした装花で思い出に残る空間を作りましょう。
秋はくすみカラーや深みのあるブラウンとオレンジがおしゃれ
秋の結婚式ではくすみカラーや深みのあるブラウンやオレンジを
取り入れると落ち着きのある大人っぽい雰囲気が出せます。
たとえば、くすんだピンクやテラコッタ、ブロンズ系のバラやダリアを
組み合わせると季節感がありながらもシックでおしゃれな印象に。
葉ものは紅葉やユーカリをアクセントに使うと自然な深みが加わり、
高砂やゲストテーブルに配置すると写真映えも抜群です。
秋婚ならではの落ち着きと温かみを感じられる色合いで、
柔らかく華やかな空間を演出しましょう。
クリスマスムード漂う赤と白は冬の定番
冬の結婚式では赤と白の組み合わせが定番で、
クリスマスムードを感じさせる華やかさがあります。
赤いバラやポインセチアをメインに白いカスミソウやリシアンサスを組み合わせると、
温かみのあるロマンチックな空間が演出できます。
キャンドルやゴールドの小物を添えると光が花に反射してより華やかに見え、
高砂やゲストテーブルにもポイントで置くことで統一感が生まれます。
冬の冷たさをやわらげる赤と白の装花は、ゲストに暖かい印象を与え、
写真映えも抜群です。
冬婚ならではの季節感とぬくもりを感じられる空間作りにぴったりです。
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♦引き出物について
FAQ「結婚式 装花」
Q装花は持ち込みできるの?
A.結婚式の装花を持ち込みたい場合は、まず会場に確認することが大切です。
会場によって持ち込みが可能かどうかや、追加料金の有無は異なります。
また、生花は管理や設置に制約がある場合もあるため、
フローリストとの連携が必須です。
持ち込み料がかかる場合は、1点あたりや総額で設定されることが多く、
見積もりに含めて予算を組むと安心です。
さらに、装花の種類や量によっては、搬入時間の制限や
飾り方の指定があることもあるため、事前に詳細を確認してトラブルを避けましょう。
自分好みの花で理想の空間を作りたいなら、早めに相談して持ち込みの可否と
条件をしっかり押さえておくことが成功のポイントです。
Q装花の打ち合わせはいつ頃するの?
A.装花の打ち合わせは結婚式の準備が本格化する2~3ヶ月前にスタートするのが理想です。
この時期は会場やテーマ、ドレスの雰囲気が決まっているため、
装花のイメージを具体的に相談しやすくなります。
打ち合わせではフローリストと一緒に花の種類や色合い、
配置場所やボリューム感を確認し、
季節に合った花や予算内でのアレンジ方法も提案してもらえます。
また、装花の搬入や設置スケジュールもこの段階で調整しておくと当日がスムーズです。
特にこだわりのブーケやメインテーブル装花は
早めにイメージを共有しておくと安心です。
準備段階からフローリストと密にコミュニケーションをとることで、
理想の空間が完成しやすくなります。
最後に|予算内の装花で華やかな結婚式を実現しよう
結婚式の装花は理想のイメージを追求するだけでなく、
予算とのバランスも大切です。ポイントはメリハリをつけることです。
メインテーブルやブーケなど目立つ部分にはこだわりの花を使い、
ゲストテーブルや補助的な装花は季節の花やグリーンでコストを抑えると
華やかさを維持しつつ予算内に収めやすくなります。
また、花器や小物を工夫するだけでも印象は大きく変わります。
計画的にフローリストと相談を重ね、優先順位を決めて装花を選ぶことで
理想の空間を作りながら無理のない予算管理が可能です。
準備段階からメリハリを意識することで
結婚式当日に華やかで統一感のある会場が完成します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
皆様のお役に立てれば幸いです!

T・N
幸せを届けたい応援隊
記念日は「あれは、これはどうしよう…」と悩みが尽きませんよね。
このコラムで、お役に立てる情報を発信し、みなさんに届けられたらと思います!
みなさんにとっての大切な日が笑顔であふれることを願っています。







