2025/10/17

結婚式当日の両親の挨拶回りと家族写真撮影のポイント

結婚式を控えた新郎新婦やそのご家族にとって、両親の挨拶回りは大切な役割の一つです。

しかし、どのように進めれば良いのか、マナーやタイミングについて悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、結婚式での両親の挨拶回りに関するマナーやポイントを詳しく解説します。

 

また、撮影スタジオを利用する際の注意点や、家族写真の撮影についても触れていきます。

撮影スタジオでの家族写真の撮影ポイントも解説いたします。

結婚式を控えたご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

披露宴での親の挨拶回りとは?

挨拶回りを行う目的と意味

披露宴での親の挨拶回りには、単なる形式以上の深い意味があります。

両親がゲスト一人ひとりに直接感謝を伝えることで、これまでお世話になった方々への誠意を示す大切な機会になります。

 

また、新郎新婦の両家が協力してゲストをもてなす姿勢を見せることで、両家の結びつきを自然に印象づける役割も果たします。

 

さらに、親が笑顔で挨拶して回ることで披露宴全体が温かな空気に包まれ、ゲストもリラックスして楽しむことができます。

感謝と礼節を込めた挨拶回りは、結婚式という特別な時間をより心に残るものにしてくれる大切な時間なのです。

披露宴での親の挨拶回りマナー

基本の挨拶回りの流れ

披露宴中の挨拶回りは、一般的に両親がそろって行うのが基本です。

新郎新婦の食事や歓談が一段落したタイミングでスタートし、まずは主賓や上司のテーブルから順に回るのがマナーとされています。

 

その後、親族や友人卓へと移り、笑顔で感謝の言葉を伝えます。

お酌をする場合もありますが、お酒を飲まないゲストもいるため、無理にすすめない配慮が大切です。

時間が限られているため、一人ひとりと長く話し込みすぎず、テンポよく進めることがポイントです。

 

主賓以外のテーブルは代表して挨拶する形でも問題ありません。丁寧かつ効率的に回ることで、披露宴全体がより穏やかで温かい雰囲気になります。

 

 

挨拶回りのタイミング

披露宴での親の挨拶回りはゲストの食事や会話の妨げにならないタイミングが大切です。

 

一般的には乾杯や主賓挨拶が終わり、ゲストが食事を楽しみ始めて少し落ち着いた歓談中が狙い目になります。

 

お色直しで新郎新婦が席を外したタイミングや余興がない合間に回ると、自然に感謝の気持ちを伝えやすくなります。

 

逆に料理の配膳中やスピーチ・余興の最中は避けましょう。

フレンチなど洋風のコースではお酌がふさわしくない場合もあるので、事前にプランナーとタイミングを確認しておくと安心です。

こうした配慮で親の挨拶回りもスマートに行えます。

 

 

挨拶をする順番の決め方

披露宴での挨拶回りは、誰に先に声をかけるかをあらかじめ決めておくとスムーズです。

 

一般的には乾杯の挨拶をお願いした主賓や目上の方を最優先に、その後に新郎新婦の職場関係者や友人、最後に親族へと回るのが基本です。

 

親族は日常的に顔を合わせることも多いため、長時間の挨拶は不要で、簡単に感謝を伝えるだけで十分です。

 

全員に回る時間がなければ、主賓や上司など礼を欠かせない方を優先すると安心です。

こうした順序を意識することで、両親も自然に感謝を伝えられ、披露宴全体の流れも乱れません。

相手別|披露宴での親の挨拶例

主賓の方への挨拶例

披露宴で最初に挨拶をするのは、子どもたちを日頃から支えてくださる主賓の方です。

 

まずは新郎の父母として、出席への感謝の気持ちを丁寧に伝えます。

「本日はお忙しい中ご列席いただきありがとうございます。いつも新郎を見守ってくださり心より感謝申し上げます」といった言葉で始めると自然です。

 

その後、会社や団体でのサポートに触れつつ「〇〇様のご指導のおかげで子どもも成長できました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」と締めくくると、敬意と感謝がバランスよく伝わります。

短くても誠意を感じられる内容にすることがポイントです。

 

 

子どもの勤務先上司への挨拶例

披露宴で子どもの勤務先の上司に挨拶をする際は、職場での立場を意識しつつ感謝の気持ちを伝えることが大切です。

 

「本日はお忙しい中お越しいただきありがとうございます。娘からいつも△△様にお世話になっていると聞いております。職場でのご指導に心より感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」

といったように、日頃のサポートを具体的に伝えつつ、節度ある言葉で締めると上品で誠実な印象になります。

短い言葉でも誠意が伝わるように意識しましょう。

 

 

子どもの友人への挨拶例

披露宴で子どもの友人に挨拶をする際は、かしこまりすぎず親しみやすい雰囲気を大切にしましょう。

 

「本日は遠方からわざわざお越しいただきありがとうございます。〇〇さんと娘が学生時代から仲良くしている話はよく聞いております。これからも変わらず仲良くしていただけると嬉しいです」

といったように、日頃のつながりや感謝の気持ちに触れつつ、フランクな言葉で温かく締めると自然です。

笑顔を添えることで、礼儀を守りながらも親しみやすい印象を与えられます。

 

 

親族への挨拶例

親族への挨拶では、両家の親として感謝の気持ちをしっかり伝えながら、あたたかい雰囲気を大切にしましょう。

 

普段からよく会う親戚には「いつも○○を気にかけてくださりありがとうございます。これからも家族ぐるみで仲良くしていただけると嬉しいです」と、親しみを込めた言葉をかけるのが自然です。

 

冠婚葬祭のような特別な場でしか会わない親戚には「本日は遠方よりご夫婦そろってお越しいただきありがとうございます。皆さまお元気でいらっしゃいますか。またこちらにお越しの際はぜひ我が家にもお立ち寄りください」と丁寧に伝えると、礼節を保ちつつ親族間の絆を感じてもらえます。

どちらの場合も、笑顔を添えて温かさを示すことが大切です。

挨拶回りの際に気をつけたいポイント

お酒は控えめにしてスマートに対応

披露宴ではゲストとの会話やお酌を楽しみたくなるものですが、親としての立場を意識することが大切です。

 

お酒は控えめにし、飲みすぎて声が大きくなったり表情が崩れたりしないよう節度を保ちましょう。

 

お酌をする際も相手のペースに合わせて軽く注ぐ程度にとどめ、会話は明るく穏やかに進めるのがポイントです。

 

特に親族や上司には丁寧な言葉遣いを心がけ、場を和ませつつも品位を損なわないスマートな対応を意識することで、両家の印象をより良く残すことができます。

 

 

ゲストのプライベートな話題は避ける

披露宴での挨拶回りではゲストのプライベートな話題には触れないように注意しましょう。

 

たとえば、独身かどうかや子どもの進学や仕事の状況などは本人から話題が出ない限り避けるのが無難です。

 

親しい間柄でも何気ない質問が相手にとって敏感な話題になることがあります。

会話は天気や会場の雰囲気など誰でも話しやすい内容に留め、明るく和やかに進めることが大切です。

相手の立場や気持ちを思いやることで、挨拶回りの時間が心地よく穏やかなものになります。

 

 

親が挨拶回りをしないのはマナー違反?

披露宴で親が挨拶回りをしない場合は必ずしもマナー違反とは言えません。

 

体調や当日の都合で回れないこともありますし、遠方からのゲストが多い場合などは省略するケースも見られます。

 

その際は代わりに受付での一言メッセージや手紙、席札に添える感謝の言葉で気持ちを伝える方法が有効です。

 

また、事前に子どもからゲストに挨拶の代わりになる旨を伝えておくと誤解を防げます。

大切なのは形式にこだわるよりも、感謝の気持ちをきちんと伝えることです。状況に応じて柔軟に対応することで、ゲストにも温かい印象を残すことができます。

撮影スタジオでの家族写真撮影のポイント

結婚式の記念に、撮影スタジオで家族写真を撮影する方も増えています。

ここでは、撮影スタジオでの家族写真撮影のポイントを紹介します。

 

服装に統一感を持たせるコツ

家族写真を美しく残すためには服装に統一感を持たせることが大切です。

 

両親は父親がモーニングやダークスーツ、母親は黒留袖やフォーマルドレスと格式に合った服装を選びましょう。

新郎新婦や兄弟姉妹も、カラーやトーンを揃えると全体のまとまりが出ます。

 

例えば落ち着いたネイビーやベージュ系で統一すると柔らかく上品な印象に。

アクセサリーや小物も派手になりすぎず調和を意識することがポイントです。事前に家族でコーディネートを確認すると撮影時も自然な笑顔が引き立ちます。

 

 

撮影を行うベストなタイミング

家族写真の撮影は慌ただしい時間を避けることが大切です。

 

当日撮影する場合は挙式前や披露宴前の余裕のある時間帯を選ぶと自然な表情を残しやすくなります。

 

また披露宴後に撮影する場合はゲストの帰宅後や会場が落ち着いたタイミングを利用すると、静かでリラックスした写真が撮れます。

 

前撮りを選ぶ場合は撮影スタジオと相談して日程や時間帯を決めることで、当日のスケジュールに影響を与えずに済みます。

ポイントは家族全員がリラックスできる時間を選ぶことです。

 

 

撮影スタジオの選び方

家族写真をより素敵に残すにはスタジオ選びが重要です。

 

まず家族の雰囲気や撮影スタイルに合った空間かを確認しましょう。

ナチュラルな光で撮影できるスタジオや、クラシカルな背景があるスタジオなど好みに合わせて選ぶことがポイントです。

 

また衣装のレンタルやヘアメイクサービスがあるか、家族写真の実績があるかも確認しておくと安心です。

 

撮影プランや料金も比較し、希望の雰囲気に合ったプランを選ぶことが大切です。

予約時は希望の日時や人数、衣装の有無などをしっかり伝えるとスムーズに当日を迎えられます。

 まとめ

結婚式での両親の挨拶回りは、ゲストへの感謝の気持ちを伝える大切な役割です。

挨拶回りのタイミングやマナーを事前に確認し、スムーズに進められるよう準備しましょう。

 

また、撮影スタジオでの家族写真撮影は、結婚式の思い出を形に残す素敵な方法です。

服装の統一感や撮影のタイミング、スタジオ選びのポイントを押さえて、素敵な家族写真を残してください。

 

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最後までご覧いただきありがとうございました。素敵な結婚式を迎えられることを願っております!

 

監修者プロフィール

T・N

幸せを届けたい応援隊

記念日は「あれは、これはどうしよう…」と悩みが尽きませんよね。

このコラムで、お役に立てる情報を発信し、みなさんに届けられたらと思います!
みなさんにとっての大切な日が笑顔であふれることを願っています。